オホーツク海クルーズ


  サンクトベテルブルグに行って、ロシア帝国の偉大さ、きらびやかさを知った私はロシアの極東地方はどんなものか知りたかった。
 たまたま、サハリンが寄港地になっているクルーズを見つけた。
  小樽発着のサンプリンセスに乗ることにした。
  このクルーズは、北海道周遊でほんのちょぴし外国にたちよるもの、しかも、極東といっても元は日本領だった樺太だから、どうかな?
   
  客船  サン・プリンセス
      
船  マーク  バック

  航路   小樽・・・・・函館・・・・・室蘭・・・・釧路・・・・網走・・・・コルサコフ・・・・小樽  (7泊8日)

    シップデーター
     
        全長  261.3m    全幅  32.2m    総トン数   77,441t       乗客定員数   2,272名     乗組定員数    900名
  
        船籍   ハミルトン、バミューダ
  船内
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  最上デッキのプール、ジャグジー大型テレビ            3層 吹き抜けのアトリウム      ショップ・免税店           寄港地のプレート
   そのほか、カジノラウンジ、寿司処、スパ、フォトギャラリー、シアター、インターネットカフェ、ジム・フィットネスセンター、図書室、各種ラウンジ、バー、キッズルーム、etc
 

   今回のクルーズの最終日にいただいた、プリンセスクルー、ズの航海日誌も参考に書かせてもらいます。
  

   
   小 樽 港
   出港セレモニー  
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   岸壁を離れて・・・→北西に進路をとり高島岬をまわり北海道の西岸を南下していく
        
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   船内では歓迎セレモニー
     日本的に鏡割り・・・日本酒が振る舞われる
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 小樽港より北海道の南西端、白神岬をまわり北東の進路で津軽海峡にさしかかり222海里(1海里=1.85km)はなれた最初の寄港地・函館港へ
   函 館 港
      
    函館   6   7   

   午後5時に小樽港を出港したサンプリンセスは翌日の朝7時近くに函館港に接岸ロープをとる綱取りの人が待機している

  
    観光ガイド

 

 ・函館山展望台(世界三大夜景といわれている)  ・函館朝市  ・五稜郭  ・金森赤レンガ倉庫群  ・大沼国定公園  etc

  函館から江差まで足を伸ばしました。
       
         追分会館で・・・・・追分チャンピオンのかたの江差追分を聴きました。

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    鰊御殿の横山家で鰊そばを・・ いにしえ街道をwalk・・   廻船問屋の中村家       戊申戦争時に江差沖で沈没した開陽丸   トラビスト修道院

       江差のボランティアガイドの中村さんという方が、とても丁寧に心に残る案内をしてくださった
  船につくときれいな夕日が
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午後10時サンプリンセスはロープを放ち、、函館を離岸、東の進路で津軽海峡を抜け、汐首岬を回り北西に進路をとって92海里の航海で翌朝6時30分室蘭港に入港
   室 蘭 港
   
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     室蘭港が見え始め、         橋をくぐり                  水先案内の船に導かれ、        接岸へ
       
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                    港では早朝にも関わらず、、歓迎してくれる

     
    観光ガイド
  ・地球岬  ・洞爺湖  ・登別地獄谷   ・伊達市観光物産展  ・そうべつ果物村   ・アイヌ民族博物館  ・噴火湾展望公園  
etc

   
洞爺湖クルージングと西山火口散策、有珠山ロープウェイの観光に参加しました

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火口噴火の跡         洞爺湖クルーズ              大島に上陸
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35     お昼は昭和新山と有珠山の間にあるお店で鮭のちゃんちゃ焼きを
       昭和新山     ロープウェー         有珠山
       


        
36   港に出されたお店    37  子どもたちの見送りセレモニー

  5時49分船はロープを放ち、地球岬を回り込み南東に進路をとり、襟裳岬に進み、岬を左に通過し北北東に進路を変えて・・・・・・次の朝7時に釧路港に接岸
  釧 路 港
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    観光ガイド
  
・ 石川啄木歌碑めぐり  ・釧路和商市場  ・釧路湿原国立公園 ・釧路市動物園  ・丹頂鶴自然公園  ・阿寒国立公園  ・厚岸道立自然公園 etc

 
 阿寒国立公園へ観光 
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阿寒湖までの道沿いには放牧された馬や牛が見られた。丹頂のつがいが仲良くえさを探しているのも見られた
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遊覧船にのり湖を周遊・・・途中小島に降りてマリモの飼育を見る

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帰り道釧路湿原を眺める


     49 出港を前にサクソフォーン演奏での見送り   50 釧路の夕日はきれいだというので部屋から写したが・・・・    

  午後5時30分釧路港を出て、東南東の進路を取って外海を進み、知床半島そして次の停泊地、網走に向けて航海
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   エンターテーメント
  
     船ではいろいろな催しものが一日中どこかしこで行われている。船内新聞を見て自分に合ったプログラムを決めて動く。もちろん何もしないでボーと海を眺めていてもよい・・・

        船長主催シャンパンレセプション       船の厨房見学ツアー                 北海道芸能公演       落語コメディーショー 
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   マジックショー・ カラオケ大会・ フラダンス・社交ダンス・ラインダンス・水彩画教室・ウクレレ教室・・・・・・卓球大会・・・・・・etc・・・・
   エンターテーメントはつきない・・・・・

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  知床半島終日クルージング
     早朝、北東に進路を変え7,色丹島を右手に通過しながらロシア領海に・・・・・北向きの進路を保ったまま、国後島と択捉島の間を通過・・・・左手に曲がって西の進路で国後島沿岸を進み、
根室海峡に入って知床半島クルージングが始まる。
  51  国後島を見ながら    52  知床半島をクルージング

午後4時30分一晩停泊予定の寄港地、網走港に接岸
    
53  網走港に近づく    54  二つの灯台の間を通って入港

   網 走 港

     
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       っs   夜・船を下りて見ました
  網走港の朝                                           港の朝
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                          入ってきた漁船から鮭と鱒を運び、種別、大きさを選別する仕事を見ることができた
       港の側の市場では、海鮮類が売られ、ホタテやほっけなどを焼いている、いいにおいが漂ってくる。
       においに誘われて、朝食はこの市場の海鮮定食を食べた。毛ガニの味噌汁が大変おいしかった。

    観光ガイド
  
   ・博物館網走監獄  ・オホーツク流氷館    ・北方民族館    ・モヨコ貝塚館    ・能取岬   ・フラワーガーデン「はな・てんと」  ・知床国立公園  ・知床半島クルーズ

  世界遺産知床国立公園へ
    68  車中から北海道ならではの16kmの直線道路   73  熊が鱒を捕る川・・キタキツネ、エゾシカなどが出るからよく見ててというガイド
        69  オシンコシンの滝 
 
   世界自然遺産 知床国立公園

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           知床5湖の一湖                                         知床連山を眺めながら


午後5時網走港を後にして、コルサコフのあるアニワ湾に向かって北北西に進路を・・・・・・午前5時30分・コルサコフ港の沖に投錨
いよいよロシアの地に・・・
  コ ル サ コ フ
  テンダーボートでコルサコフに上陸
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   サハリンは日露戦争後、サハリンは1945年までは樺太と呼ばれ日本領でした。
   コルサコフは大泊という名前で、北海道の稚内と船便で結ばれていた。
   ユジノサハリンスクは豊原。
   以前、三浦綾子さんの「天北原野」に出てくる地名が思いだされ、大変身近な思いをした。
  
 観光ガイド
    ・旧北海道拓殖銀行大泊支店跡  ・展望台   ・コルサコフ歴史郷土博物館  ・レーニン広場  ・自由市場  ・サハリン州立郷土史博物館  ・ガガーリン文化公園

  
   ユジノサハリンスクまでのバスツアーに参加した
   79  80  車窓からの景色    82  83 聖ニコライ教会へ木造の教会
  
    
     サハリン郷土博物館
      かっては樺太庁・日本の建物で扉には菊のご紋が
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                                                旧ソビエト連邦シンボルのレーニン像が残っている。レーニン広場の周辺

  ロシアの極東に行きたいと思っていたが、昨年訪れたロシアの西、サンクトペテルブルグとの違いは少しは感じることができたが、やはり、日本の統治かあったことから、日本という感じ      がぬぐえなかった。
  聖ニコライ教会は、タマネギ型の5つのドームからロシア正教会であることが分かるが、木造だということ質素だということでロシア帝国の巨大・華麗さとほど遠い思いがした。
     
  
  
コルサコフ港からサンプリンセスを見る。
  
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  午後6時ごろ、錨を上げてアニワ湾を戻り、クリリン岬
、宗谷海峡を渡って
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   サンプリンセスのお食事 

   外国船だけど、日本周遊の船で日本人好みのものが多くあった。
   例えば、朝の和食定食、ご飯、おかゆ、そうめん、うどん、湯豆腐 ・・・・ etc
   アルコール好きの相棒には、日本酒(銘柄まで決めれる) 焼酎も・・・etc ただし彼は、ビール、ワインに決めていたけど***
   もちろんお箸も・・・・
    
   コース料理のいくつかを
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       デザート   99   100  101            和食定食   102
 
    お肉類は量的にgood、エスカルゴもなかなかおいしかった。和食もおかわりいくらでもok
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   アトリウムでは、最後の夜を盛り上げるさよならパーティーグランド・バルーンドロップ(風船落とし)で盛り上がった
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   午前5時水先案内人が乗船し小樽港へ
パナマ運河クルーズ
     (太平洋〜カリブ海〜大西洋)
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             105   港に近づくに従って航跡も優しくなってきた。

    午前6時接岸
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 → 111  108  →下船:::::サンプリンセス楽しい想い出ありがと:::::

        今回のクルーズでの総航海距離・・小樽〜小樽
               1178海里=1,354.7マイル =2,179.3km
    
                                   もう次の航跡を思い浮かべてしまう船旅でした。
                                                                                                                                              

                                                              
パナマ運河クルーズ
                                                                                                                                                                                                    (太平洋〜カリブ海〜大西洋)



                   
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